人が感じる見た目の違い・違和感を
機器で数値化して判断したい・・・工業製品の品質を管理するために
必要なアイテムを考えています

 

 

 

 

 

 

<マルチアングル測色例1.シルバー>

(2) 色差測定とビジュアルによる再現

補足:色座標について
・3種の座標(L*,a*,b*)で人が感じる色の要素を示します。
・真っ白でL*=100、真っ黒でL*=0、中間のグレーがL*=50です。
・a*+なら赤、逆にa-なら緑、b*+なら黄、b*-なら青に感じる要素を示します。
・測定機器の誤差は±0.3程度、小数点以下の違いは目視ではわかりません。

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測色結果(D65 10度視野 受光45deg)

左(MacBook) L* a* b* = 68.7 -0.5 +0.3
右(SuperDrive) L* a* b* = 70.6 -0.5 +0.4

色座標はN6.9とN7.1のグレーに相当します。
比較用に、色座標からPhotoShopのLab表記で塗りつぶし画像を作成し
2pxのエッジ線を入れて並べました。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

エッジ線(境界)があれば左右の差は判りません

マルチアングル測定なので、他の受光角度で得た数値をもうすこし追ってみます。

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続いてシェード部 の測定結果です。

測色結果(D65 10度視野 受光75deg)

左(MacBook) L* a* b* = 38.8 -0.8 0.0
右(SuperDrive) L* a* b* = 39.1 -0.7 +0.4

75度受光での色座標は、N3.9のグレーに相当(左右同じ)します。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

 

測色結果(D65 10度視野 受光110deg)

左(MacBook) L* a* b* = 34.6 -1.1 +0.8
右(SuperDrive) L* a* b* = 33.7 -0.8 +1.2

110度受光での色座標は、N3.5とN3.4のグレーに相当します。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

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続いてハイライト部 の測定結果です。

測色結果(D65 10度視野 受光25deg)

左(MacBook) L* a* b* = 127.1 -0.8 +1.5
右(SuperDrive) L* a* b* = 120.1 -0.7 +1.3

25度受光での色座標は、N10の白よりも明るく、表示できません。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

 

測色結果(D65 10度視野 受光15deg)

左(MacBook) L* a* b* = 148.8 -0.3 +1.5
右(SuperDrive) L* a* b* = 142.9 -0.1 +1.8

15度受光での色座標も、N10の白よりも明るく、表示できません。

 

測色結果(D65 10度視野 受光-15deg)

左(MacBook) L* a* b* = 166.2 -0.4 +3.7
右(SuperDrive) L* a* b* = 172.5 -0.1 +4.5

-15度受光での色座標も、N10の白よりも明るく、表示できません。

 

得られた6つの受光部の測色結果を、同時に並べて一つの図形で表してみます。
ハイライト部分では数値に差があるのですが、L>100が表示できないのでビジュアルでは差がわかりません。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

エッジ線を外すと下から3番目にわずかな差が見えるようになっていますが、写真のような色差のイメージとは違うように感じました。

 

(3) 写真の色情報をLab表示で確認 に続く