人が感じる見た目の違い・違和感を
機器で数値化して判断したい・・・工業製品の品質を管理するために
必要なアイテムを考えています

 

 

 

 

 

 

<マルチアングル測色例1.シルバー>

(5) 暗い環境を想定したビジュアル化

マルチアングル測色機器では、反射率が100%をこえてしまうと、L>100となってビジュアル化できないので、D65光源10度視野で反射率500%がL=100になるように係数補正してLabを計算して、左右比較用の画像を作ってみました。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

一番上(-15deg)では右が白く、上から2番目と3番目(15deg、25deg)では逆に右が黒くなっています。
暗い環境下での明るく光って見える印象に近くなっているかと思います。

 

また条件を変えて、-15degがL=100になるようにLabを計算した画像です。
(マウスポインターが画像の上に位置するとエッジ線が消えます)

エッジの無い画像はこちらから

 

測定された反射率差を標準的な色差以外の値を計算し画像に置き換えてみました。
以下の写真で示したような違いが、すべてではありませんが表せたのではないかと思います。



(6) どの指標を重視すればより近づけられるか に続く