東京モーターショー2013

20131126_KOPEN東京モーターショーに行ってきました

実は自動車メーカー在籍時はあまり興味がなかったのですが、今回どうしても見たい出展があったのです。
樹脂外板で「着せ替え」を提案している、ダイハツさんの「KOPEN」です。
私、これやりたかったんです。ラインで量産させてみたかったんです。
まだショーモデルの段階ですし、脱着構造にも修正が入ってくると思いますが、このコンセプトを出展してくださったことに感謝したいと思います。
動画です(YouTube) http://youtu.be/cdNr3qcFfLQ

会場を廻ってみると、ボディとバンパーの組み合わせがまだ無いコンセプトカーがあったりしましたが、デザインを見る限り厳しい合わせ構造は行き着く所までいったのかなと思いました。
樹脂外板の外観も鋼板に比べ見劣りしなくなってきたこともあり、もうこれからが、どこがボディなのかバンパーなのかわからない構造になっていきそうです。

20131126_subaru見せ方はスバルブースが一番よかったです。
塗装のゴールドからブルーに変わるエフェクトを、照明だけでなく車を傾けたりしながらのダイナミックな動きが強調し、非常に魅力的に感じました。
マルチカラーの再現として、部品の各面で多くの色があって見えなければいけない要素はより求められていきそうだなーと、展示車が照明をあびながら、ターンテーブルで回転するのを眺めてしみじみしました。
時系列で色の変化を人が受け取るので、色差管理にもを反映させなければと、改めて思うのです。

 

20131126_udあと、UDトラックさんの展示車で、リヤホイールもカバーで覆われた実験車が新鮮でした。乗用車でもリヤホイールが覆われたデザインはあるのですが、大きくなると感じ方が違いました。恐怖感を感じないのです。
大きな車体にさらに大きくて黒いタイヤが剥き出しになっていると「巻き込まれるかも」といった恐さを感じるのですが、不思議と調和のあるデザインでした。
本来の目的は空力抵抗を下げて高速道路走行時の燃費を向上させるためだそうです。

 

 

 

20131126_YAMAHAインサート成型フィルムで作られたプリントパターンを使った意匠も、楽しいものがありました。
ヤマハブースに展示されていた、アメリカ向けオフロード車両が一番インパクトを受けました。

 

傍観者的な立ち位置になり、「立場違えば言う事変わる」という典型でしょうか・・・ショーとして単純に楽しめたのも意外でした。

 

 

 

20131126_mb   でもメルセデスブースの金属調塗装では、さすがにぞーっとしました。
これは厳しい・・・美しいけど
(動画もアップしました)
http://youtu.be/GgOuEVEKmx0